集中の状態「フロー」と「ゾーン」

こんにちは
理学療法士・メンタルトレーナーの
中野洋平です

今回は「集中の状態」について
話をしていきます

同じ時間を過ごすのであれば
集中していた方が結果も出やすいですし
物事も捗ります

結果の出せるアスリートは
「ここぞ!」という時は必ず「集中」しています

しかし
よく「集中しろ!」と言いますが
「集中」とは何でしょうか!?

まず皆さんが「集中」している時を
思い出してください
時間を忘れて「没頭」している時が
最も「集中」している時だと思います

好きなことをしている時は「集中」
していることが多いです

メンタルトレーニングでは
パフォーマンスを上げるために
意識的に「集中」状態をつくり出す
トレーニングも行います

集中状態の違い

集中にも「フロー」と「ゾーン」という
状態があります

フローとは
時間の感覚がなくなるほど行為に没頭
している状態で高いパフォーマンスを
発揮することが出来る

ゾーンとは
フローの先にある極限に集中した状態
周囲の動きがゆっくり見えたり
疲れや痛みを感じなくなる

脳科学的には
フロー状態では前頭葉がフル回転
している状態です

前頭葉は「脳の司令塔」と呼ばれている
部分です
この部分は哺乳類に見られ
特に人間は発達しています

要するに前頭葉の機能が高いという事は
人間として
そして生物として能力が高い
ということになります

前頭葉は「鍛える」ことによって
機能が向上します
前頭葉を鍛えることにより
集中力もコントロール出来るようになります

短時間で決着がついたり
一瞬のプレー
ここぞ!という時は
「ゾーン」状態に入ることで
良い結果につながります

しかし
ゾーン状態は何時間も続かず
脳や体にも大きな負担がかかります

試合中はフロー状態を持続させ
必要に応じてゾーン状態になることが
最も望ましいです

もちろんこれは
競技によって変わります
野球やサッカーの場合は試合を通しては
「フロー」状態
バッティングやピンチの時の1球
シュートの時などは「ゾーン」状態に
入れることが望ましいです

逆に100m走など短時間
1発勝負の時は「ゾーン」に入れれば
良い結果は出るでしょう

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