選手が自分で自分の能力を抑え込んでしまうこと

こんにちは
理学療法士・メンタルトレーナーの
中野洋平です

自分の能力を自分で
抑え込んではいないでしょうか!?

今よりも成長しようとするとき
今よりも伸びようとするとき
日々の練習は欠かせません

練習に集中しその集中状態を作れる
ことが今度は試合での集中力を生みます
「集中」することの最も大切な要素は
「今、自分が何が出来るのか」という事
です

心に「マイナスの思いや感情」があると
人は集中力を欠きます

マイナスの感情が能力を抑えてしまう理由

心にマイナスな思いや感情があると
集中できなくなり
練習や試合のプレーも雑になって
しまします

集中できなくなる「心の雑音」で
一番の障壁となるのが
自分の「マイナスな感情」です

最も代表的な言葉の表現としては
「どうせ・・・」
という言葉であり
その時の心理的状態です

・自分には「どうせ」無理だ
・こんな目標「どうせ」達成できない
・こんな練習「どうせ」無駄だ
などです

「どうせ」を言わないとしても…
例えば
・自分には無理だ
・こんな目標達成できない
・こんな練習無駄だ
と「どうせ」を使わなくても

「心理的状況」は同じ
ということが言えます

そんな「否定的」な思いがどこかにあると
それが「心理的限界」になり
本気で努力できなくなります

スポーツ選手の能力を
小さくしてしまう最大の要因は
この「どうせ」という想いです
これがあると
どんなに才能が有っても活かせません

「どうせ」という言葉を自分に
かけ続けていると脳への「自己暗示」
になります

この回数が多ければ多いほど
「自分には出来ない」という
心理状態にいつも陥ることになります

それには先ず
自分の「思考の癖」に気が付く
事が大切です

多くの場合
「自分を否定する癖」が長ければ
長いほどそれが無意識で自動的に
自分で考えてしまっている
場合が多いのです

上手くいかなき時
先ずは自分の「口癖」や「考える癖」を
「紙に書き出す」などして
掘り起こしてみてください

そして
周りにそういった選手がいる場合
選手本人が無意識な場合もあるので
その選手に気づかせてあげられるような
アドバイスをしてください

心理的限界を作る理由

人間は最初から「心理的限界」を
持っていたわけではありません

人間の脳は
「過去に照らし合わせて判断する」
という特徴を持っています

過去の失敗やトラウマから
「過去と同じような状況」になった時
・「またダメだろう」
・「どうせ無理だ」
・「いつもこうなる」
と思い込んでいるだけなのです

それが繰り返すほどに
刷り込まれていきます

どこかでその思いを「書き換える」
事が大切にあんります
脳に蓄積された過去のデータを変えるしか
ありません

結果が出せている選手は
それを自分で「気づく」場合もあります

しかし
多くの選手は気づかずに
なぜ上手くいかないのかが
分からない場合もあります

メンタルトレーニングでは
そういった
「自分の思考の癖の書き換え」
も行っていきます

「過去」が私たちの「未来」を制限
しています

結果が出せている選手は
「過去」に縛られず
自分の思うように「未来」を
つくり出せる選手です

しかし
「過去」や「未来」という概念は
あくまで「結果」としてみたときに
表れてくるものです

大切なのは
「今に集中し、どう生きるか」
ということになります

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