こんにちは
理学療法士・メンタルトレーナーの
中野洋平です
今回は「自分を客観視する方法」の
トレーニング方法です
1流の選手に共通して言えることは
「自分のフィジカルとメンタルに注意を
向けて常に状態を知ろうとすること」
です
それには「主観的に感じる」ことと
「客観的な目線で見てもらう」ことの
2つの「目線」が必要になります
体の大枠を客観視するために
チーム競技であれば全体練習と
個人練習があると思います
陸上などの個人競技でも全体で
行う練習は存在しますよね
全体練習のメリットとしては
選手自身では気づかない身体の調子を
他人の目で判断できるという
メリットがあります
自分の体に注意を向けていても
自分では気づけないことも多くあります
そういった時にはコーチや監督
チームメイトなどに見てもらったり
他の選手と動きを比べることで
気付ける部分も多くあります
全体で同じ動きをしていると
動きやリズムなどを比較しやすく
なります
全体練習で見つける「違い」は
捉え方として「大枠」であり
詳細の部分は個別に見ていけば
いいのです
体の詳細を客観視するために
自分の身体を知るためには
「毎日繰り返し同じ動作を行う」
ことです
人間の身体は環境により毎日違います
同じ気温や湿度、気圧の日はありませんよね
食べるものや会う人も違います
人間の身体は環境にも影響を受けるので
周りの環境が違うと自分の身体も変わります
そんな中で自分の身体の状況を知るためには
毎日決めた「同じ動作」を行いその動作を
基準に比較していく事が重要になります
野球選手であれば「キャッチボール」
サッカー選手であれば「ボール回し」
陸上選手であれば「ジョグ」
などがそれにあたるでしょう
それぞれ「習慣化した動作」「ルーティン」
のようなものを決めておきましょう
メンタルトレーニングにも集中力を
高めるために「ルーティン」を作り
取り入れることもあります
自分の身体においても
「気づき」「集中する」を高めるために
「ルーティン」を行います
体も「ルーティン」を取り入れて
いきましょう
具体的な動作は
例えば野球選手であれば先ほど書いた
キャッチボールなどで
調子が良いとか悪いとか
「自分の感覚」も大切ですが
客観的に自分の「目」でも判断できる
要素を取り入れておきましょう
キャッチボールであれば
いつもと同じように投げて
そしてその「ボールの軌道」をみたりします
この時相手に上手く投げようなど考えず
に投げること
腕の振りだったり
足の運びだったり
その中で「ボールの軌道」がいつもの
自分の軌道と違えば「体」を修正して
いきます
道具を使わないスポーツでも…
例えば陸上・走る動作など
いつも決めた距離
100~200mでもよいでしょう
その距離を自分の「いつもと同じ感覚」で
ジョグをします
その時の「歩数」を数えてみるなど
でもよいでしょうし
歩数がいつもより「多い」という事は
股関節など体の可動範囲が狭くなっている
かもしれませんし
逆に「少ない」場合は「動き過ぎている」
場合があります
1㎞を最初に走りそのペースの時間で
比較するでもよいでしょう
このように
環境に自分の身体を合わせるのではなく
自分の身体の状況が客観的に見ることが
出来ます
自分の状況を客観的に見るためには
周りの視点も必要ですし
自分で感じることも必要です
そして自分を客観視できる基準も
あるとより精度は高まります
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