こんにちは
理学療法士・メンタルトレーナーの
中野洋平です
執着しすぎると結果は出ません
なぜ執着してしまうのか?
執着の原理
「今、無いから欲しくなる」
これが無意識の領域で「思っている」
ことなんです
「顕在意識」と「顕在意識」との
関わり合いになります
例えば
顕在意識で「勝ちたい」と思う事は
潜在意識では「本当に勝てるのか」
という不安の裏返しになります
「結果を出したい」というのも
「今、結果を出せていない」から欲しくなる
という顕在意識とは反対の潜在意識が
存在します
執着とは
「今、無いので欲しくなる」
というのが特徴です
「甲子園に行きたい」
「チャンスで活躍したい」
と思う事も脳への入力は潜在意識で
インプットされます
そうすると脳は
「これがない」「あれもない」!
自分の足りない部分ばかりをインプット
しているのと同じ事になります
結果への執着を手放すためには
「判断しない」ということです
良い悪いを自分でジャッジしない
例えば「結果が出ない」ということ
=悪い事として捉えない
結果が出ることが「いい事」
結果が出ないことを「悪い事」
と自分でジャッジしない
この判断してしまう事が
「執着」を生み出してしまいます
判断しないためには
「自分を客観視する」ことが
大切になります
その事実だけを見て
「そういった自分がいるんだな」
と感じる
=「メタ認知」と言います
一流の選手は
この「メタ認知能力」がめちゃくちゃ
高いです
そう「メタ認知能力」が重要となります
メタ認知能力が高い
=目の前の事に「一喜一憂」しないという
事にもつながります
この状態を作れることが理想と言えます
(後程詳しく説明します)
顕在意識で「結果を出したい」ということは
潜在意識では「結果が出ない」と思っている
と先ほどお伝えしましたが
その潜在意識を「俯瞰」して
第3者の目線で見ることが大切です
「結果を出したい」
→「結果が出ない」自分に気づき
→「結果が出ないと思っている
自分がいるんだな」とか
「今自分は結果を欲しがっているな」
と俯瞰して見る!こんな感じです
メタ認知能力が低いとどうなるか!?
メタ認知能力が低いとどうなるか
=自分を客観視する能力が低いとどうなるか
それは
「感情に支配される選手」になります
メタ認知能力の高さ
目指すところは
「感情をコントロール出来る選手」です
例えば、いいプレーが出来たとして
メタ認知能力が低いと
「やった!上手くいった!」で
終わってしまうんです
下手すると
そのプレーに「自己陶酔」してしまい
その後のプレーに悪影響を及ぼして
しまう恐れもあります
一方
メタ認知能力が高いと
同じプレーをしても俯瞰して見れるので
「今、いいプレーをして自分は喜びを
感じているだな」と認知します
こうすることで
目の前のことに「一喜一憂」せず
感情に支配されずにプレーを続ける
事が出来ます
特にメタ認知能力の差が著明に出るのが
「負の感情」が自分の中にある時です
緊張していたり、集中力を欠いている時
失敗やミスをしたときですね
このときによく言われるのが
「気持ちを切り替える」と
いうことですが
この気持ちを切り替えることも
「メタ認知能力」が低いと
自分を客観視で出来ていないので
「何をどうすれば良いのか!?」
分からないままになります
緊張している時は
「今自分は緊張しているんだな」という
事に気づくことから始まり
ミスしたときは
「ミスしてしまって焦っている」
この「焦っている」という自分の感情に
気が付くことが重要です
メタ認知能力を高めるトレーニング
日常や練習などで感じた
自分の感情を紙に書き出す
書き出すことで「視覚」でも
自分の感情を確認できます
特に「負の感情」「ネガティブな感情」
は書き出してください
そう思って自分がいるんだなと感じる
そしてその紙を…
・丸めて捨てる
・手で細かく破る(シュレッダーでもOK)
・燃やす
などしてみてください
自分の感情が切り離された状態になり
客観視できるようになり
更に手放すことが出来ます
結果を出すためには
感情を上手にコントロールし
脳を上手く「コントロール」していく
事が重要です
なぜそのようなことをするのか
人間は「脳で想像した事しか実現できない」
からです
いいかえれば
「脳で想像できたことは実現可能となる」
しかし
それは「潜在能力レベルでの想像」です
要するに
「自分にあると本当に思えている」
ものしか手に入らないですし
実現はしないのです
目の前の事に
「執着」しているレベルだと
=自分には「ない」という認識のままで
結果につながりません
そして「執着」しないために
メタ認知能力の話をしてきましたが
もう一つ大切なことは
「今あるモノへの感謝」が大切になります
この「感謝」をすることで
「欲しがっている自分」に気づき
「今あるモノに目を向けられる」
そういったマインドを培っていくことが大切に
なります
いまここに集中する
今までやってきたこと
自分を信じ
「今やれることをやる」
これが大切です
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