脳の特徴を知りメンタルをコントロールする

こんにちは
理学療法士・メンタルトレーナーの
中野洋平です

今回は「脳の特徴」について
話をしていきます

皆さんは「何かを思い出す」
「イメージした」だけでも
体に反応がある経験をしていると思います

例えば
梅干しやレモンなど酸っぱいもの
をイメージすると唾液が出ます

また嫌な相手や不快な場面の
イメージをすると背筋がゾクゾク
する経験はあるでしょう

イメージは脳でするものです
しかし、体にも実際に反応は出ます

このイメージを利用して行う
メンタルトレーニングもあります
それをイメージトレーニングと言います
イメージトレーニングについては
また別の機会にお話しします

今回はそんな脳の特徴として
脳で自分でイメージした事は体にも
反応するとに焦点を当てていきます

脳は自分の情報入力で出来ている

脳というのは「入力」と「出力」
で機能を発揮しています

つまり
「良い情報を入力」すれば
「良い出力」が出来る
ということです

この仕組みを知っておくだけでも
自分の心のコントロールは可能です

監督やコーチ、指導者に
「下手くそ」「辞めてしまえ」
と言われた経験のある選手はいるのでは
ないでしょうか!?
(最近は減っていると思いますが)

そんな時は
自分の中で
「自分の対して期待しているんだな」
と変換し自分に入力しましょう

このように
人から言われることは
コントロールできません
その人がどう思ってい言っているかは
その人にしかわかりません

こんな場合は
自分で勝手に解釈を変え「入力」
すればいいんです

しかし
厄介なのが
過去の経験などからくる
「自分の思い込み」です

また
小さい頃の環境での「刷り込み」です
これは親や家族の考え方が自然と
自分の考え方になってしまう
ことです

脳の発達は3歳までが急激に
発達するのでそこで得られた経験や
情報は自分の人格形成にもつながります

それを考えると
幼少期に育った環境が自分の脳へ
大きな影響を与えていることは
分かると思います

脳への入力で大切なことは
「今」の自分です

親や育ってきた環境経験全て
含めても過去は関係ないんです
今、どんな情報を入力するかが重要
になります

無意識の情報入力

私たちは最初の「酸っぱいものを食べる」
イメージをするだけで「唾液が出る」など
過去の経験で体が反応します

これがパフォーマンスや試合の結果に
つながってくる事であれば
自分でコントロールしていく
必要がありますよね

私たちは過去にとらわれすぎている
部分があります

苦手な相手、苦手な球場・フィールド
コート・会場など過去に嫌なイメージを
持った相手や場所を目にすると
「今日もダメかも」と無意識に
思う事があります

これこそが「入力」になり
「負の入力」をすると
「負の出力」となり結果が出ません

脳というのは現実とイメージを
区別できません

そこで自分にマイナスなイメージが湧いたら
それを自分で「書き換える」必要があります

それよりも以前に「無意識」にマイナスの
イメージをしてしまう事に「気付く」こと
が大切になります
気付くことが出来ないと「書き換える」
事もできずに良い入力は出来ません

この「気付く」に関しては
自分で出来る人もいますが
人の力「第3者目線」が必要になります
自分で「客観的な目線」を持つことが
重要になります

今回知ってほしかったのは
・自分のイメージも脳が反応し体が動く
・自分の過去の経験にとらわれすぎて
 無意識に「負の入力」を脳に
 してしまっている
・脳は現実とイメージを区別できない
という事です

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