こんにちは
理学療法士でメンタルトレーナーの
中野洋平です
今回は「感情のコントロール」の話です
どんなに「強靭なフィジカル」を持っていても
「感情」をコントロール出来ず
切り替えが上手くなく
感情に振り回される選手は一流にはなれません
メンタルを上手にコントロールし
パフォーマンスを最大限に発揮できる
選手を目指していきましょう!
自分のメンタルを知る
メンタルはフィジカルのように
「直接触ることは出来ません」
では一体どのように
コントロールしていくのでしょうか!?
メンタルをつくり出しているのは
「脳」です
しかし
脳も直接触れることもできませんし
操作することもできません
自分の心というのは
自分のものでありながら
自分の思うようにならない
ということです
強くなる過程では
色々な苦しみもあります
練習中に「つらい」「嫌だ」
という感情や
努力をしても
「あいつには勝てない」
「レギュラーになれないかも」
「試合で活躍できるの!?」
等々…
そういった状態が
長く続くと「努力」する
モチベーションも下がってしまいます
努力しても結果が出なかったり
望む結果につながらない経験が続くと
「何をしても無駄だと」
思うようになります
これを
「学習性無力感」といいます
そんな状態で試合前に
「大丈夫だ!自信を持とう」
と思えば思うほど逆に不安に
なってしまいます
この状態で
試合にも挑んでも
おそらく自分のメンタルは
コントロールできず
感情に支配されてしまいます
そこで
日々のメンタルトレーニングが
必要になります
「試合の前だけやればいい」
ではどうしても「浅く」なって
しまいます
練習の段階、普段の状態が
「学習性無力感」に陥ってる場合
先ずは
練習や試合中において
「自分の嫌な部分」を書き出してみましょう
色々あると思います!
「好きで始めた競技なのに楽しめてない」
「練習で集中できていない自分がいや」
「毎日の練習をただこなしているだけ」
「上手くなっている実感がない」
など色々あると思います
試合中を想定しても書き出します
「この場面、この相手はいつも緊張する」
「この場所(球場やコート)はいつも負ける」
「最初っから負ける事ばかり考えてしまう」
「仲間のミスを許せない」
こういった気持ちを持っている選手も
少なくないと思います
先ずは
「今」の自分と向き合うために
書き出してみましょう!
感情のスイッチの切り替えの重要性
トップアスリートは
この「感情の切り替え」が
とてつもなく上手い選手がなれます
自分の感情が
自分の身体の動きを左右し
試合の結果も左右させます!
練習段階では
「意識的にやっていく」必要はありますが
繰り返し行うことで
「無意識のレベル」に到達します
自転車を乗る時を思い出してください
最初は転びながら「自転車に乗る」
事に集中していたと思います
しかし
慣れてくると何かをしながらでも
乗れるようになっています
これは「自転車を乗る」こと
自体はほぼ「無意識」のレベルに
なっているからです
これと同じような感覚で
自分のメンタルもトレーニングをすれば
スイッチできるようになります
そこでカギになるのが
脳の「偏桃体」という部分です
この部分は自分の「感情」
「快・不快」を感じる部分です
そして動物は偏桃体で「不快」と感じたら
それを避けようとします
人間には他の動物とは異なり「理性」が
存在します
この「理性」でスイッチの切り替えが
行えるようになります
「不快」のまま練習や試合に臨んでも
脳がネガティブな状態なので
パフォーマンスが低下したり
集中力は持続しません
この「不快」=ネガティブな状態
から「快」=ポジティブな状態
に変えていく事が
感情をコントロールとなります
感情のコントロール方法は
別の機会に話をしていきます!
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