不安との付き合い方

こんにちは
理学療法士・メンタルトレーナーの
中野洋平です

今回は「不安との付き合い方」の
話をしていきます

不安とは何か?

人は不安に襲われることが多く
いつも「不安」抱えている人は
精神的に病んでしまいます

多くの人は
不安を無くしたい・消したい!など
不安を「遠ざけようとする」ことをします

それは少しずれていて
大切なのは「不安とどう上手く付き合うか」
ということになります

それは
脳の役割の一つが「不安をつくり出す事」
だからです

どういうことかというと
人間が「新しいこと」をやろうとすると
多く場合は「不安」が生じます

明らかにその環境から抜け出した方が
い場合でも
脳には「恒常性」という機能があり
今の状態・環境を保とうとします

そして脳が「現状維持」をしよとする
時にこそ使う手段が「不安」なのです

なぜ脳は「現状維持」しようとするかと
いうと「現状では生きれているから」
なのです

動物的な脳=本能的な部分の一番の
ミッションは「生きる」「子孫を残す」
ということなのです

本能はこの先によりよい未来があろうと
無かろうと「今現在生きている」のが
事実であり「それを維持しようとする」
事が最優先のです

しかし人間は
ただ「生きて」「子孫を残す」だけの
存在ではありません(と私は思ってます)

自分の成長だったり
周囲の人を幸せにする事だったり
世の中への貢献だったり
様々役割があると思います

その「人間らしさ」を司っているのが
脳の「前頭葉」と呼ばれる部分です
この前頭葉は主に「理性」を司ります
そして前頭葉のトレニンーグこそが
人間の成長と言っても過言ではありません

しかし生存本能を司る脳(動物的)の部分
からするとこの「人間的に成長しよう」
というのは「邪魔」でしかないんです

人間的な成長には「痛み=リスク」を
伴うことがしばしばあります
それが命の危険性があろうが無かろうが
本能の部分は自分のコンフォートゾーン
(安心して過ごせている範囲)から抜けたく
ないんです

自分の意志(前頭葉)でそのコンフォートゾーン
を抜け出そうとすると
本能の部分で「不安」を感じさせ
その行動を止めようとします
これが「不安」の正体です

要するに最初にも書いたのですが
「人間の脳は不安を感じるためにある」
ということになります

不安との付き合い方

不安を感じたときに
自分を「客観視する」ことが
大切になります

不安を感じているのは「脳」で
あり、それを外から見る感じです

客観視して自分が「行動すべき」と
思う事であれば動くべきですし
やらなくてもいいと思うのであれば
止めればいいと思います

しかし止める理由が
「不安だから」というのは
自分の成長を考えるとしない方が
良いということになります

逆に「不安」な事こそやっていかない
限り人生は新しくなりません
「不安」というものに自分の行動を
制御されてはいけないということです

不安の利用方法

もう一段回踏み込むと
今度は「不安」を逆に利用する
方法もあります

それは「不安だからこそチャレンジする」
ということです
そうすると本能的な脳は何を考える
かというと
「不安から早く抜けだす」方法を考えるように
なります

不安を払拭するために
脳がフル回転するというこにないります

何もしていない時
コンフォートゾーンを出ていない時は
脳は不安をつくり出し
そこから出ないように仕向けます

しかし
一旦コンフォートゾーンを出ると
今度、脳はその環境で生きていくため
安全に過ごせる・生存できるために
新たに脳が働き出すということです

なので
成長したいと思う人は
不安と感じるものに程
1歩足を踏み入れることが重要になります
そうすると脳が環境適応しようと
バージョンアップされます

要するに自分が「不安を感じる」ものほど
自分がやっていく「道しるべ」であり
「進むべき方向の正解」と言えます
結局この繰り返しが「人生を面白くする」

勿論メンタルを鍛え
自分の人生をよりよく豊かに過ごしたい
と思う人に当てはまることですが…

リスクを取らず、手堅い人生を送ることも
悪いわけではありません

自分の人生をどう選択するのかも自分です

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