選手がベストなプレーが出来ない本当の理由

こんにちは
理学療法士・メンタルトレーナーの
中野洋平です

年間・月間で多くの試合を経験すると思います
その中で「自分の力を出し切れた」
「最高の試合・プレーが出来た」
と言える試合はどのくらいあるでしょうか?

振り返ると、そんなに多くないと思います
勿論、向上心があり
「あの時こうすればよかった」
「このタイミング・方法でやればよかった」
「もっとこの練習をしなければ」
「もっとこんなプレーが出来れば…」
と思う事も多々あるのでは???

自分の能力をすべて使い切れた!
と思う事は少ないと思います

しかし、一方で
「今日の試合は最高だった」
「今持っているものを出し切れた」
といった試合・プレーもあると思います

つまり
「選手の発揮する能力は場面ごとに違う」
ということになります

同じ選手・人物なのに
なぜそんなにも違いがあるのでしょうか?

実力が発揮できなかった試合を振り返ると
その原因が出てくることが多くみられます

「対戦相手の実力に左右される」
「チームメイトのプレーに左右される」
「アウェーでの環境」
「自分のコンディション」
あげればきりがないと思います

それらは本当に自分の実力が出し切れなかった
原因なのでしょうか???
自分のコンディションも含め
最高のプレーが出来た選手・人物と
出来なかった人物は「同じ人物」なんです

同じ選手であれば
持っている能力は同じなはずです
それがなぜ「出し切れる」ときと
「出し切れない」時があるのでしょうか?

先ほど例にあげた
「対戦相手の実力に左右される」
「チームメイトのプレーに左右される」
「アウェーでの環境」
「自分のコンディション」
などは能力が出し切れなかった1つの
環境要因にすぎません

能力を発揮できなかった「原因」というより
その「きっかけ」に過ぎません

なぜかというと
相手の実力やチームメイトの状況、自分の
コンディション状況に
「集中力」を欠いてしまったり
場にのまれてしまい
「自分を見失う」
と言った事が起こっています

原因ではなくきっかけ
と言ったのは

詰まるところ
プレーする前から
「心が負けていた」ということが
持てる能力を出し切れなかった
本当の原因になります

自分の持てる能力を本番で発揮する
能力の高さは、対戦相手・周りの環境
自分のコンディションでは決まらない
ということです

それは
選手個々の心の状態で決まります

そのことに目を向けず
能力が発揮できないことを
色々な環境のせいにしている限り
試合で自分の力を常に100%
出し切ることはできません

周囲の条件が自分に適した時にしか
能力が発揮できない選手になって
しまいます

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