こんにちは
理学療法士・メンタルトレーナーの
中野洋平です
言葉には不思議な力があります
人を励ますこともできれば
人を傷つけることもできます
言葉により人間の心は変わることが
多々あります
人に対しての言葉もそうですが
自分が自分に対しての言葉
「セルフトーク」でも
自分の状態を変えることが出来ます
人から言われても
自分で言ったとしても
聴いているのは結局
自分の「脳」だからです
人間の本能的に
良い事や嬉しいことがあれば
「ヨシ!」「やった!」
という言葉が自然と出ます
逆に悔やしい事があれば
「クソ~!」「ダメだ!」
という言葉が口に出てしまいがちです
これはほぼ無意識に出ている場合が多く
そしてそれ自体が「セルフトーク」に
なっています
注意して観察していると
私たちの1日は独り言の連続です
口にするかしないかは別として
そしてそのセルフトークをを全て
プラスの言葉に変えたら
1日はまるで違ったものになるでしょう
セルフトークがいかにメンタルに影響を
与えているかという実験も行われています
選手を2つのグループに分けて
「絶好調!」「ヨシ!」「出来る!」
というプラスのセルフトークをする
グループと
「ダメかもしれない」「難しい」
「出来ない」「上手くいかない」
などマイナスのセルフトークをする
グループに分けプレーをしてもらいます
ここで重要なのは
本当にそう思うかは別として
セルフトークを行ってもらう
という事です
2つのグループの成績には違いがあり
プラスのセルフトークを行った
グループの方が良い結果が残せたのです
セルフトークで自分の
メンタルを変えるために必要な事
プラスのセルフトークがメンタルへ
良い影響を与えるのはわかったと思います
実際に
それをどう実践していくのかを紹介します
1.自分のセルフトークに気づく
先ほども言ったように
セルフトークは「無意識」に言っている
もしくは思っている場合がほとんどです
普段、無意識に言っている
セルフトークは「自分の脳の状態」が
表れています
先ずは
「自分がセルフトークで何を
言っているのか」に注意を向けて
「気付く」ことから始めてみましょう
特に「マイナスなセルフトーク」
には注意を払い、自分が無意識に
行っていないかをチェックしましょう
私たちは
「自分の心の状態」にあまり
注意を向けません
否定的なセルフトークを無意識に
してしまい
そのまま試合や練習に臨んでも能力は
十分に発揮でいませんし
成長もしません
2.セルフトークを受け入れる
自分のマイナスなセルフトークに
「気付いたら」
そのセルフトークを
「受け入れる」ことを行います
気付いて→今の自分の状態を
「受け入れる」「知る」
その過程が大切になります
例えば
試合前の緊張感から
「ダメかもしれない」と思った時
「ダメかもしれない」と思った自分を
受け入れる
「あぁ自分は今そう(ダメと)
思っている」いるんだな
とただただ自分を客観的に観察し
受け入れてください
その想いが出てきている
自分を「ダメだ」と決めつけない
事が重要になります
3.受け入れた次に行う事
気付き→受け入れて
→今でいることを考える
どうしても人間は
「現状維持バイアス」と働きがあり
現状を変えようとすると
脳が「現状維持」をしようとします
脳は「今の状態で生きられている」
のだから「変化」して危険を
招く確率を下げようとします
なので「マイナス」の思考を
出すことで「行動」を制限
しようとします
マイナスの思考は「脳」の
対応であり自然な事です
大切なのは
その現状を受け入れ
「本当に自分がしたいことは?」
ともう一度自分に問いかけ
「達成するためには何をする」
のかを自分で確認することです
マイナスの感情は
受け入れつつも
「目標に向けて今自に出来る
最善の事は何だろう!?」と
考えることが大切になります
そう考えると
「ダメだ」と思ったままで
いいのでしょうか!?
気持ちを切り替えて
「自分にプラスの言葉」を
投げかけてみてはどうでしょう?
それを行っても
誰にも迷惑はかけませんし
何の不利益もありません
自分に気づき、そして自分を
励ますような感覚で
あたかも隣にいる友人を
励ます感覚で
プラスの言葉を投げかけて
みてください
そうすることで
試合の結果も変わってくると
思います
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