「イメージ」が体を動かしている

こんにちは
理学療法士・メンタルトレーナーの
中野洋平です

今回は「イメージトレーニング」について
お話をしていきます

メンタルトレーニングを行う中でも
よく用いられる手法が「イメージ」を
用いたものです

そして
この「イメージ」で身体は動きます
正確には「動かされる」と言った方が
良いかもしれません

人間には
「顕在意識」=意識して動かしている部分
「潜在意識」=意識しないで動いている部分
ぞくに言う「無意識」もこれに入ります
意識にはこの2つがあります

そして
この「潜在意識」に部分に「イメージ」が
関係してきます

イメージで体が動く事が想像しにくい方は
レモンや梅干しなど酸っぱいものをイメージ
してみてください…
唾液が自然と出ませんか?

またこれまで自分が経験した
怖い思いや、嫌な思い・人を
想像したとき「ゾクゾク」とした体の感覚を
感じないでしょうか?

我々は実際に「今」起こっていない事でも
「過去」の経験からイメージし
身体に反応するのです

実は日常の身体の動きに関しても
行動するときは
「イメージ」や「予測」を自動的に
行い「行動」・「動作」をしています

例えばこんな実験があります
街でよく見かける「テッシュ配り」
そのテッシュに鉄板を忍ばせていたら
人はどんな反応を示すか!?

結果は受け取った時に「落としそう」に
なります

これは「ティッシュは軽いもの」もしくは
「片手でも簡単に受け取れるもの」という
過去の経験から
脳が無意識に手の筋肉に
「このくらいの力を出せば動作可能だよ」
とあらかじめ反射的に準備しておきます
(無意識に)

その予測に反した「重さ」だと身体が
対処できなくなり
すかさず「力を出す」行為に移行する
からです

こういった様に
我々は過去に行ったことのある動作は
経験から動作を「イメージ」し遂行します

これは「1からその動作を考える」と
効率が悪いからです

過去の経験を利用し
身体を動かしている
それに「イメージ」を利用している
のです

毎日の練習も理想のイメージを作り上げ
その通りに実行できるようにしていきます

良いイメージが先行していた方が
練習の効率も良くなります

そして練習を通じて
理想の動きを野に焼き付けて
「体で覚える」状態に持って生きます
無意識で動ける領域を増やしていく感覚
です

そうすることで
イメージと違う動きが必要になった場合
緊急対応できる「脳のリソース」が
増やせるのです

一流の選手は
「当たり前のことは当たり前にでき」
そして「特別な場合」も対応できる
「脳」を普段から鍛えているのです

メンタルトレーニングは「脳」を
鍛えていくトレーニングです

脳の指令は身体を動かすときと同様に
神経で指令が伝達されており
その神経回路を「何回使うか」によって
イメージがパフォーマンスにつながる
確率を上げていきます

動作を習得するときも
頭で理解し→身体で動かせるようになる
やがて無意識でも出来るようになる

これは脳の神経回路が無意識レベルまで
到達すると出来る事です

イメージも同じです
繰り返し行うことで
その部分の「神経回路」が太くなり
イメージが「動作」につながりやすくなります

大切なのは「繰り返し行う」ことです
フィジカルトレーニングでも反復練習が大切
なのと同じです

「イメージ」を繰り返し持つには
普段の環境が重要です

「目標」などはいつも見える位置に
貼っておき自然に目に入る環境にしましょう

毎日理想とする動きやプレーの動画を見る
ことも有効ですし
「文字してに書き出す」というもの
効果的です

イメージを利用してパフォーマンスアップ
に繋げていきましょう!

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