自分の「ネガティブ感情」との距離の取り方

こんにちは
理学療法士・メンタルトレーナーの中野洋平です。

今回は
「自分のネガティブ感情との距離の取り方」です。

負の感情というのは、感じているだけで自分のメンタルに悪影響を及ぼします。

負の感情と言っても「怒り」や「悲しみ」をうまく利用することもできます。
「感情にコントロール」されて動くのではなく
「感情をコントロール」して動けるようになってほうが、パフォーマンスや結果は変わってきます。

感情とは!?

そもそもメンタルとは「理性」と「本能」で構成されています。
感情とは「本能」の部分の役割で、沸き上がること自体をコントロールすることは不可能です。むしろ沸き上がった、感情を無視し続けることは身体やメンタルにとって、不利益になります。それを繰り返していると「心の病」にもつながります。

要するにそれは「自分自身を認めない」ことになります。
ネガティブな感情を無視しようとすると、かえって「ネガティブな感情」が大きくなります
自分自身は「どんな自分であれ自分が認めてあげる」ことが大切なことになります

決して「甘やかす」わけではなく
「そんな感情を持った自分もいるんだね」
こんな感じで

繰り返しになりますが、湧き上がってくる「感情」はコントロールできないものなんです
コントロールできないものは「手放す」ことが大切です
そして「コントロールできるもの」に焦点を充てていきましょう。

感情で言うと「湧き出て生きた感情」をどう扱うかは「コントロールできます」
例えば「怒りの感情」であれば、その感情のままを表に出し、行動に反映させてしまうと、大概の事は上手くいきません。

一旦、自分の中でその感情…ここでいう「怒り」を自分の中で「認識する」ことが重要になります。

感情のコントロール方法

ネガティブな感情が湧き出てきたら
自分の感情を「認識する」「気づく」方法の1つとして

「自分の感情を口に出し言葉にする」

しかも「ゆっくり」と言葉にしてみましょう

1語に5秒くらいかける感じで

こうすると
最後の言葉を言い終わるまでに心が落ち着いてきます

特に「怒り」の場合は「6秒」時間を置くことで消えることが多くあります。
その時間稼ぎにもなりますが

大切なことは「自分がいまどんな感情」にいるかを「認識する」ことです。

また、ゆっくりと言葉に出すことで「息を吐く」ことが出来ます。
人間は「息を吸うとき」は交感神経が優位になり、緊張し
逆に「息を吐くとき」副交感神経が優位になり、リラックスします

これは「瞬間的」な感情だけでなく、長い期間抱えている感情にも有効です。
その感情を「文章化」し、ゆっくりと言葉にし発していきます
そうすることで感情がコントロールできます

マイナスな感情のコントロールの最終ゴールは
「感情を抑えることではなく」

「感情と距離を置くこと」
距離を置くということは「気にならなくなる」ということになります
言い換えれば「どうでもいよくなる」

そう
瞬時に出てきた感情に振りまわされて行動すると…
だいたい「自分が損」します
そして「落ち込みます」

そうならないためにも、出てきた感情を「コントロール」することが大切になります。
その場で自分の感情を出してしまうことの不利益「デメリット」と
その一瞬、感情を出すことで「スカッと」する「メリット」
あなたはどちらを選びますか?

生死がかかった場面では別ですが
その後の事を考えると、その「デメリット」の代償は大きくないですか?

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