無意識のコントロール

こんにちは
理学療法士・メンタルトレーナーの
中野洋平です

スポーツ選手のパフォーマンスアップに
とって大切な要素の一つとして
「無意識のパフォーマンス」

よく
「名選手が名コーチになれない」
というのはここに起因するのではないかと
思います

名選手は
自分では「無意識」に行っていたプレーを
人に伝える時は「言語化」つまりは
「意識下」に落とし込まないと伝えることは
出来ません

しかし
多くの選手の場合はこれが出来ません
自分ん感覚だけで伝えてしまします

最も有名なのは「長嶋茂雄」さん
でしょうか
「ブワッ」「グッーット」など
指導の時、擬音語が多くなります
まさに感覚です

それを感覚でつかめる選手は
その指導の下に伸びると思いますが
多くの選手は
先ずは「理屈から入る」選手が
ほとんどだと思います

納得できる説明がないと
そのコーチの指導を「聴く」耳を
持たないと思います

長嶋さんのように実績とカリスマ性が
ある方であれば無条件に受け取ったり
聴くことはすると思いますが
それを理解し実践できる選手は
数少ないでしょう

そこで大切になるのが
「自分の無意識に意識を向けること」
です

一見矛盾しているようですが
この「無意識」を利用することで
自分の能力が開花されます

人間の「無意識」で代表的なものは
「本能行動」です

特に利用しやすいのは
「姿勢」や「表情」
これは瞬間的、反射的に出てします
トレーニングをしていても
完全に抑えきることは出来ません

「不快な事」が起こる
→そこから逃げようとする仕草
もしくは
→威嚇しようとする表情
などが起こります

逆に
自分にとって「良いことが起こる」
→笑顔になる
→ガッツポーズをとる
などを無意識に行います

脳の反応と仕草・表情はセットです
刺激が入り→脳が反応し→仕草・表情と
して表出する

われわれ人間は
これを繰り返してきています
この経路は「無意識」に行われています

「私たち人間は悲しいから泣くのか
それとも泣くから悲しいのか」という
キャノン・バード説とジェームズ・ランゲ説
があります

要するに
外的刺激により感情が湧くのか
自分の状態により感情が湧くのか
ということです

日本の心理学者
春木豊氏は
「どちらもある」と提唱しています

つまり
外的刺激→脳の反応→表出
の一歩い通行ではなく

表出→脳へ影響
という経路もあるという事です
これを利用するのです

どんなに
嫌な状況でも
「笑顔いること」
「ガッツポーズをする」など
ポジティブな状況下同じアクションを
行えば「脳が錯覚を起こす」
ということです

脳が錯覚を起こせば
その場の状況自体は変わらないにしても
自分が表出するパフォーマンスには大きく
影響を与え、戦況を変えるかもしれません

このように
自分の「無意識をコントロール」
して自分のパフォーマンスをどんな
状況下でも十分に発揮していきましょう!

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